2016-03-10 第190回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
○政府参考人(堀江裕君) 厚生労働省では、従来、シベリア、モンゴル地域を優先して抑留者調査を行ってきたということがございまして、昨年四月より、樺太や北朝鮮などの地域も含む約一万一千人分の死亡者名簿を追加的に公表するなど、対象地域を樺太や北朝鮮などの地域に拡大して身元の特定を進めております。
○政府参考人(堀江裕君) 厚生労働省では、従来、シベリア、モンゴル地域を優先して抑留者調査を行ってきたということがございまして、昨年四月より、樺太や北朝鮮などの地域も含む約一万一千人分の死亡者名簿を追加的に公表するなど、対象地域を樺太や北朝鮮などの地域に拡大して身元の特定を進めております。
そうしたところ、本年一月十四日に新聞社の方から、新聞社独自の取組で二百六十三名の死亡者名簿等の資料を入手したとの具体的な情報をいただきましたので、軍事古文書館に対しまして、取り急ぎ当該名簿について前倒しの提供を御依頼いたしまして、本年一月二十九日に入手しております。
厚労省は、この読売新聞の指摘を受けて、急遽二百六十三人の死亡者名簿を入手したとありますが、指摘を受けたのはいつで、死亡者名簿を入手したのはいつでしょうか。
アメリカの社会保障庁、ソーシャル・セキュリティー・エージェンシーでは、死亡者名簿、死亡者のマスターファイル、これを国民が死亡した際に作成していると。そして、一九八〇年以降、この名簿の販売を始めていたと。
このうち約二千人の北朝鮮や樺太などの死亡者名簿が公開されたのは、今回が初めてなんです。 日本政府は、平成三年以降、ロシア側から延べ五万人以上の抑留死亡者の名簿の提供を受けてきた。しかし、これまではシベリア、モンゴルでの抑留死亡者の公表を優先してきていて、それ以外の地域については対応がおくれていたということであります。
モンゴルでは、名簿形式の死亡者名簿で二千人分を公表しております。それ以外の個人資料やカードで約一万人分がございます。北朝鮮でございますけれども、名簿形式の死亡者名簿でございますけれども、千九百名を公表しております。それ以外に北朝鮮に移送されたという名簿がございまして、これは二万七千人ございます。
お尋ねの中国東北部、北朝鮮、樺太の死亡者名簿の中で軍人軍属と民間人の数はそれぞれ何人かというお尋ねですけれども、日本側保有資料との照合作業が終了しておりませんので、お答えすることは困難でございます。
○川田龍平君 それでは、この中国東北部、北朝鮮、樺太の死亡者名簿の中で軍人軍属と民間人の人数を教えてください。民間人が多いとされていますが、その理由はどのように考えておりますでしょうか。
まずDNA鑑定につきましてですけれども、厚生労働省では、平成十五年三月に取りまとめられた戦没者遺骨のDNA鑑定に関する検討会の報告書を踏まえ、平成十五年度から、死亡者名簿等の記録資料から戦没者及び遺族を推定でき、遺骨から鑑定に有効なDNAが抽出でき、そして遺族から適切な検体が提供されている、こういう三つの条件がうまく合うことができた場合にはDNA鑑定を実施しているというところでございます。
厚生労働省におきましては、平成十五年三月に取りまとめられました戦没者遺骨のDNA鑑定に関する検討会の報告書を踏まえまして、平成十五年度から、死亡者名簿等の記録資料から戦没者とその御遺族の推定が可能であり、御遺骨から鑑定に有効なDNAの抽出が可能であり、御遺族から検体が提供される場合にはDNA鑑定を実施しております。
戦没者の御遺骨のDNA鑑定につきましては、平成十五年三月に取りまとめました戦没者遺骨のDNA鑑定に関する検討会の報告書を踏まえまして、死亡者名簿等の記録資料から戦没者及び遺族を一定程度推定できまして、また、遺族から適切な検体が提供されまして、遺骨から鑑定に有効なDNAが抽出できるという場合に、希望する御遺族に対しまして、全額国費負担で実施してきたところでございます。
厚生労働省におきましては、専門家を構成員とします戦没者遺骨のDNA鑑定に関する検討会におきまして、こういった観点を踏まえまして平成十五年三月に取りまとめられた報告書を踏まえまして、平成十五年度から、先ほど大臣も申し上げました、死亡者名簿等の記録資料から戦没者及び遺族が推定でき、遺族から適切な検体が提供され、遺骨から鑑定に有効なDNAが抽出できる、こういった場合には、希望する御遺族に対しまして、全額国庫負担
DNA鑑定につきましては、これは一応、国として、どういう場合にDNA鑑定をするかということでございますけれども、一つは、死亡者名簿等の記録資料から戦没者及び遺族を推定できること、それから、遺族から適切な検体が提供されること、それからもう一つは、遺骨から鑑定に有効なDNAが抽出できる、こういうような場合には全額国で費用を出す、こういうことになっております。
具体的な提案としましては、まず一点目に、これまでロシアから様々な形で死亡者名簿等が提出されてきておるわけでございますが、この間、様々な実務協議等を行っている中でモスクワにあります国立軍事古文書館というところに抑留者の個人カード、個人ごとに個人資料の要点を書いたものがございます。
○政府参考人(及川桂君) ロシアとの間におきましては、一九九一年の協定以来、ロシア抑留中の死亡者名簿、またロシア抑留者の個人資料ということで、個人資料につきましては四十七万人分というふうに承知しておりますけれども、その提供を受けてございまして、提供を受けた資料につきましては、御遺族の方々にお知らせをして、入手を希望される方にはお渡しすると、そういうふうな対応をしているということでございます。
○政府参考人(荒井和夫君) 今委員が前段で御説明いただきましたように、約四万一千人の抑留者名簿、死亡者名簿をロシアから入手し、そのうち三万一千名については既に遺族の方に対してその事実をお知らせしております。 平成十七年のロシア政府からの資料につきましては、これはそれまでにロシアから入手した資料の元データになるものだと思いますが、を入手し、マイクロフィルムの形で約三万七千名分入手しております。
これは、シベリア抑留死亡者名簿ということで、村山常雄さんという方が昨年出版をされた本なんです。昨日お聞きしたら、厚生労働省でもこれ持っていると聞きました。これ実に千ページを超える、「シベリアに逝きし人々を刻す ソ連抑留中死亡者名簿」。これ、シベリアなど旧ソ連とその支配地域に抑留され苦役を強いられた人は六十万人と言われていて、六万人以上が亡くなったと。
○政府参考人(荒井和夫君) 端的に数字だけ申し上げさせていただきますと、平成十一年から十六年の間に収集いたしました八千二百五十一柱の遺骨に対しまして、当局保管の死亡者名簿などから推定できます関係遺族に対してDNA鑑定のお知らせを行い、申請のあった分につきまして順次、鑑定を行っております。
全体で一体何人が拉致、抑留され、何人が亡くなったのか、あるいはその後に北朝鮮に約、これは二万七千人とも言われておりますが、逆送されたのは本当は一体何人で、その中の何人の方が途中で亡くなったのか、あるいはなぜこんな惨事が起きてしまったのかというふうなことが、今現在も一万三千人もの死亡者名簿がないということを含めて、その辺りの解明が情けないほどできていないということでございます。
今、死亡者名簿ですが、これが最初はずっと旧ソ連側は我が国には抑留者はいないというふうなことまで主張していたわけですが、一九九一年、ペレストロイカの後、ゴルバチョフの時代になってからあの名簿が届くようになりました。現在まで厚生労働省の方に約四万七千人ほどの名簿が届いているわけですけれども、これもまあ一度に全部ということではなくて少しずつ、八回ぐらいに分かれて届いております。
ソ連、ロシア側から死亡者名簿や情報がもたらされ、一九四五年八月二十三日のスターリンの秘密指令の存在などが分かったのは、ペレストロイカが始まった一九九一年以降のことであります。それまでは、シベリア抑留の本当の理由やそのメカニズムもよく分からなかった。
それからまた、厚生労働省におきましてもその作業をきちんとやってもらいたいという希望を常に持っているわけでございますが、どうも今までの経過からまいりますると、ソ連側から持ってまいりました、ゴルバチョフが携えてまいりました名簿、死亡者名簿、これが週刊アサヒグラフ等に掲載されまして大変な話題を呈した、関心を深めたわけでございますが、この名簿とても、全体の検証さえできておりません。
旧ソ連抑留中の死亡者名簿につきましては、まず、平成三年のソ連政府との協定の締結後に、ロシア政府などから約四万人分の名簿が提供されてございます。 また、そのほかに、私ども自身といたしましては、ソ連地域で抑留された方々の人数について、ソ連から帰られた皆様方等の情報を収集した結果、現在、五十七万五千人の方々がモンゴルも含めて抑留をされたというふうに認識しております。
しかしながら、五万五千人死亡したわけでありますけれども、ロシア側が提供した死亡者名簿は四万件、四万人だけであります。 私は本委員会で、残りの一万五千人以上の方々の名簿をロシア側に早急に求めてほしい、こうした要望をいたしました。今年は、申し上げているように戦後六十年の節目の年であります。
○政府参考人(大槻勝啓君) 委員御指摘のロシア政府から未提出となっております約一万三千人分のシベリア抑留中死亡者名簿などに関しましては、最近におきましても、例えば昨年十一月及び本年三月におきまして、当省職員をモスクワに派遣をいたしましてロシア政府に対して名簿の提供を申し入れております。
○谷博之君 別に今度ロシア政府から一万一千人の新たな死亡者名簿が出てきたというふうな話があるんですが、その事実はどうでしょう。
一方、ソ連抑留中に死亡された方の資料につきましては、これまでにロシア側から提供された死亡者名簿等は約四万人分ということでございまして、日本側が推計する死亡者数とは約一万三千人の隔たりがあるところでございます。 この点につきまして、これまでもあらゆる機会をとらえましてロシア政府に新たな名簿の提供等について働き掛けをしてきたところでございます。
この協定に基づきまして、これまでロシア側からは、日本側が推計する死亡者約五万三千人に対しまして、約四万人分の死亡者名簿、そして約六百の埋葬地に関する資料等が提供されてきたところでございます。 厚生労働省としましては、平成四年度以降、こういった資料に基づきまして収集可能な埋葬地での収集を鋭意実施してまいったところでございまして、昨年度までに一万五千五百三十一柱の御遺骨を収集したところでございます。
平成十一年度から十四年度までの間に遺骨収集を実施した旧ソ連等の埋葬地のうち、当局保管の死亡者名簿等から推定できる関係遺族約六千人に対しまして昨年の六月、実施のお知らせをしたところでございます。その結果、九百七十五人の遺族から申請がございまして、検体提供者としての届出があった遺族に対しまして検体の提供をお願いして、順次鑑定を進めているところでございます。